保険百科
ほ
保険
偶然に発生する事故などによる損失に備え、多くの人が資金を出し合い、その原資を元に事故が発生したものに損失補填のための資金を給付する制度のこと。
保険価額
保険事故が発生した場合に被保険者が被る可能性がある損害の最高見積額のこと。
保険加入年齢
生命保険契約を締結する時の被保険者の年齢のこと。保険加入年齢によって保険料などが計算される。
保険可能体
医学的、道徳的観点から異常なく、保険加入が可能な申込者のこと。
保険会社
保険事業を行う会社のこと。内閣総理大臣の免許が必要。なお、保険会社は他の事業を兼業することが禁止されている。
保険外交員
保険外務員とも呼ぶ。保険会社に所属し、保険販売を行う社員(職員)のこと。
保険監督法
保険業の健全な発達を図るために保険業全般を規制するための法律。
保険関係
保険契約者、被保険者、保険金受取人と保険者の間に保険契約が締結されることを前提として存在する関係のこと。
保険期間
保険会社が保険契約により補償の責任を負う期間のこと
保険期間満了
契約時に定められた保険期間が終了すること。
保険給付
保険事故が発生した際、予め定められた保険金を給付すること。
保険業
生命保険事業・損害保険事業および短期保険事業を指す。
保険業法
昭和14年制定の法律のこと。平成8年に改定。保険事業の監督法規と保険事業を営む者の組織およびその行為に関する規定を指す。
保険金
保険会社が被保険者に支払う金銭のこと。
保険金額
保険契約において設定する契約金額のこと。保険事故が発生した場合に、保険会社が支払う保険金の限度額を指す。
保険金受取人
契約者が指定した保険金を受け取る人のこと。
保険契約者
保険会社に保険契約の申込みをする人のこと。契約が成立した場合、保険料の支払義務を負うことになる。
保険契約準備金
保険会社が保険金支払いなどの責任を果たすために、保決算期末に積立てる準備金のこと。支払備金、責任準備金等がある。
保険契約申込書
保険契約を申込みする際に保険契約者が記入・押印し、保険会社に提出する書類のこと。保険契約者と被保険者が別の場合、被保険者の記入・押印も求められることがある。
保険事故
保険契約において、保険会社がその事実の発生を条件として保険金の支払いを約束した偶然な事実のこと。
保険者
一般に保険会社がこれに当たる。保険事故が生じたときに保険金の支払い義務を負うもののことになる。
保険証券
保険契約内容を証明するため、保険会社が作成し保険契約者に交付する書面のこと。
保険約款
保険契約の内容を定めたもので、保険会社が保険金を支払う場合の条件や支払額、保険契約者の保険料支払や告知・通知の義務などについて記載されている。
保険料
保険契約者が契約に基づいて保険会社に支払う金銭のことです。
保険料払込免除
保険会社が定める一定の要件に合致した場合に、保険料の払込が免除される制度のこと。
保険料払込猶予期間
保険料の支払日に保険料の支払いができなかった場合、保険契約を有効に継続できるように設けられている一定期間の猶予のこと。
保険料率
保険料を算出する上で用いる割合のこと。単位保険金額あたりの金額で表されている。
報状
診査報状の略。生命保険契約の診査の際、医師などが審査結果を保険会社に報告するための書類。
法定相続
相続の対象となる人の範囲や順番を法律で定められている制度のこと。
法定相続人
法律により相続人になる人のことを指す。法定相続人には範囲と順序が定められている。
法定相続分
法律で定められた相続分を指す。法定相続人の順序により相続分の割合が定められている。