保険百科
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ロードアシスタンスサービス
自動車保険の契約者の自動車のトラブルに関連して、保険会社が提供するサービスのこと。保険会社によりサービス内容は異なるが、自動車の故障などのトラブルが起きた際に、コールセンターへ電話すると、トラブルへのアドバイスをしたり、レッカーけん引や修理、給油などのロードサービスの手配が行われる。
ロールアップ年金
運用成果に関わらず年金支払日の被保険者の年齢に応じて年金額が自動的に増加する個人年金保険のこと。
ロイズ
ロイズ保険業者(イギリス)の団体のこと。ロイズ保険仲立人協会(Lloyd’s lnsurance Brokers’ Association)と並んでロイズ保険の中心的な団体のこと。その名称は、17世紀後半エドワード・ロイドが経営したコーヒー店に由来する。ロイズは、日本のように保険会社の法人組織ではなく、保険業者個人のグループであるのが一つの特徴である。現在では、ロイズ保険会員の多くがロイズ保険業者協会に加盟し、ロイズ保険仲立人協会と並ぶロイズ保険の中核的な団体となっている。
労働災害総合保険
従業員が労災事故により政府労災保険等の災害補償の対象となる身体障害を被った場合に、事業主が法定給付の上乗せ補償を行うことや、使用者として損害賠償責任を負担することによる損害を補償する保険のこと。
労働者災害補償保険
労働者災害補償保険法に基づき、業務災害及び通勤災害にあった労働者又はその遺族に、保険給付を支給する政府管掌の保険制度のこと。労災保険ともいわれ、雇用保険とあわせて労働保険と呼ばれる。
労働能力喪失期間
後遺障害の残存によって、どの程度労働能力が失われた期間のこと。始期については症状固定日(後遺障害診断日)、未就労者の就労の始期は原則として18才(大学卒業を前提とする場合は大学卒業時)、終期については原則として67才までとなっている。職業、地位、健康状態、能力等により上記原則と異なった判断がされる場合もある。
労働能力喪失率
後遺障害の残存によって、どの程度労働能力が失われたかを割合化したもの。後遺障害の逸失利益を算出する際に用いられる。
労働保険
労働保険とは労働者災害補償保険法と雇用保険の総称をいう。
老後保障
老後の生活保障のこと。大きく公的保障(公的年金)と私的保障(退職金等の企業保障・個人年金等の保障)に分けられる。
老人健康施設
家庭への復帰を目指し、看護やリハビリなどを行う施設のこと。
老齢基礎年金
国民年金に原則として25年以上加入した人が65歳から受ける、全国民に共通した年金のこと。年金額は40年加入した場合が満額となり、加入年数がそれに満たない場合は、その期間に応じて減額される。本人が希望すれば、60歳以降から繰り上げて、また、65歳以降に繰り下げて受けることもできる。60歳から特別支給の老齢厚生年金を受けている人は、65歳から老齢基礎年金と老齢厚生年金に切り替わる。
老齢給付金
60歳以降(ただし、加入年数が一定期間に達しない場合を除く)、確定拠出年金制度から受け取ることができる給付金のこと。
老齢厚生年金
厚生年金に加入していた人が、老齢基礎年金の受給資格期間を満たしたときに、65歳から老齢基礎年金に上乗せして受ける年金のこと。年金額は「平均標準報酬月額×支給乗率×加入月数」で計算される。
老齢年金
老後の年金のこと。公的年金である国民年金の老齢年金と厚生年金の老齢年金が有り、それぞれ正式には「老齢基礎年金」と「老齢厚生年金」と呼ぶ。
老老介護
介護が必要になった方を、家族である妻(夫)や嫁が介護している場合で、高齢者が高齢者の介護を行っていることをいう。