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後継者のいないクリニック
相談者は開業して20年。
立地も良く地域に根付いた整形外科クリニックオーナー院長。
クリニック経営は順風で設備の更新も順次行い安定的な状況。
但し、子供がなく親族を含め後継者の目途が立っていない。
併せて65歳を超えそろそろ引退も考えたいとのこと。
後継者候補が身近にいないか考えてもらうも候補者があがらない状況。
QualifeではクリニックのM&Aを検討。同じ地域で複数の診療科を標榜する医療法人が傘下のクリニックとして検討したい旨の提案を受け話を進めた。
約1年間の引き継ぎを行い、医療法人のクリニックとして運営がバトンタッチされた。
クリニックを売却した資金と現役時代に蓄えた資金の効率配分にも着手。
お子様がいないのでご夫婦どちらかが病気や介護の状態になった場合の対策
を中心にポートフォーリオを作成。収益不動産を収入の核とし、資産目減りを極力避けたプラニングとした。
医療法人の事業承継、相続
相談者は複数の診療科を有する医療法人の理事長。
高齢を理由に理事長職を辞し、後継にご子息の就任を考えている。
これまでも、ご子息に病院経営をある程度任せてきたので大きな課題はない模様。
但し、設立から30年以上経過した法人のため相当の積立金が内部留保されている。
引退後、後継ご子息をはじめご家族に経済的な負担を強いるのを良としないため、何らかの対策を取りたいとのことである。
当該医療法人は出資持分のある旧来の医療法人であった。そこで理事会の近代化やガバナンス体制を整え持分のない医療法人への移行を提案。経営権の不安はあったようだが、最終的には医療機関としてより高度な意思決定体制を作れるとのことで実行とあいなった。
一方理事長の個人資産も相当なものとなっており資産査定を行い、対応策を検討する。
後継ご子息以外のお子様にも公平に資産が配分されることを望まれる一方、分割できない資産も多く、生命保険を利用して代償できる対策を立てることとした。
開業医の保険プログラム
相談者は開業6年目 内科系のドクターと奥さま。
この度めでたくご長男誕生を機に生命保険を中心とした保険の見直しのご相談。
起こりうる様々なリスクをカバーしつつできるだけ掛捨てにならないようにとのご要望。
Qualifeではまず資金計画を作成。クリニックの設備更新やお子様の医学部進学を考慮した教育費などが大きなポイント。
定期預金と学資保険、医師年金や債券なども活用することとした。
併せてご本人が病気や怪我で診療できない場合の休業補償や医療費の負担、医師賠償も考慮する。
また、ご本人に万一のことがあった場合を想定し、クリニックの債務、ご家族の生活資金、お子様の教育資金などを算定し、こちらは生命保険での手当を提案し、実行することとなった。
また、余剰資金の運用にも追加相談があり、様々な運用対象から収益不動産を選択し、投資対象物件の選定、評価から資金付けや引渡支援、取得後の管理支援までをサポートすることとなった。